歯科レーザー

少ない痛みで治療が完了!

歯科レーザー治療について

「痛みに弱いので、できるだけ痛くない治療をしてほしい!」このような要望は、どの患者様もきっとお持ちではないでしょうか。

当歯科医院ではこのような要望を持つ患者様のために、「歯科レーザー治療」を実践しています。最先端の技術で、体に優しく痛みが少なく、歯茎にも負担を掛けない治療をしていきます。

少ない痛みで治療が完了!

レーザー治療器とは

歯科で使われているレーザーは、特定の物質にのみ反応し、これを退治する働きを持っているものです。特定の物質にしか反応しないため、患部以外の部位にはダメージはなく、その強力さゆえに治療期間も短くできるのが最大の特徴です。

当院の使われているレーザー治療器は、炭酸ガスレーザーです。この炭酸ガスのレーザーの波長(10.6μm)は水によく吸収されるもので、口内の組織表層にあたるとあっという間に熱に代わります。

そしてこの熱は、歯に悪さをする虫歯菌を一瞬で気化させますレーザー治療は。熱と気化の作用を利用した治療方法です。すでに述べた通り、歯科レーザー治療で使われているレーザーは特定の細菌にしか作用しません。そのため、強力な機械でありながら、患部以外の部位にはダメージを与えないのです。

レーザー治療器の特徴

当院ではレーザー治療器を、

など、さまざまな分野で活躍させています。あらゆる部位に使うことができるという特性は、レーザー治療器の大きな魅力です。

痛みを極力抑えた施術ができるのがレーザー治療の最大のメリットであり、麻酔を使わなくても施術できる範囲が広がります。また歯科で使われているレーザーは、それ自体が痛みを鎮める力も持っています。

レーザー治療は
こんなこともできます

上では、「歯科レーザー治療はあらゆる部位に適応する」としました。ここからは、少し具体的に見ていきましょう。

軟化象牙質の除去
(虫歯感染部位の除去)

虫歯に感染すると、象牙質は徐々に虫歯菌に浸食されて軟らかくなってしまいます。象牙質が虫歯金の温床となってしまう可能性すらあるのです。そのため、虫歯によって軟らかくなった象牙質は、徹底的に除去しなければなりません。

レーザー治療を行えば、このように軟らかくなってしまった象牙質を綺麗に除去することができます。また、その過程で殺菌も行われますから、この後に続く「虫歯の治療」を効果的にアシストすることができます。

根の無菌化に応用

神経が虫歯に侵された「歯髄炎」や、歯の根元が細菌に侵された「根尖性歯周炎」などの、歯の根っこに関わる治療をしなければならない場合は、事前に根の中に存在する菌類をなくさなければなりません。

これを、「根管内の無菌化」と呼びます。レーザー治療は、この「根管内の無菌化」に非常に役立ちます。

通常の治療法に、一瞬で強い熱作用反応を組み合わせることで、高い殺菌効果を得られるのです。またこれを行うことで、治療後に起きるかもしれない炎症のリスクも下げられます。

歯周レーザー治療

レーザー照射による瞬間的な熱作用により、歯周病菌の温床である歯周ポケット内を殺菌・消毒し、歯周病の治癒を促進します。

歯周病はしばしば、歯茎に突然の痛みや腫れをもたらしますが、このような歯周病の代表的な症状に対しても、レーザー治療は効果的なのです。

歯茎の切開・切除

治療の最中に、歯茎を切開したり切除したりしなければならなくなることもあります。実はレーザーは、この「切る」という行為も得意です。熱作用による殺菌効果もあるため、治癒が早く、より衛生的で体にやさしい処置が行えます。

なおレーザー治療は、「小帯不着異常」の治療法としても使われます。「小体」とは唇とほほや歯肉をつなげるなどの働きがあるものです(前歯のちょうど真ん中に存在するものと考えるとわかりやすいかもしれません)。

子どもの頃はまだ成長途中であるため、この小体が異常に長かったり分厚かったりする子も多く見られます。基本的には成長とともに適切なかたちに変わっていきますが、治らないケースもあります。治らないケースの場合は、放置しておくと歯並びの悪化などを招くため、これを切り、離す必要があります。この手術にも、歯科のレーザーが用いられているのです。

歯茎の黒ずみ除去

「レーザー脱毛」という言葉を聞いたことのある人は、決して少なくはないでしょう。これは黒い色素に反応するレーザーを肌にあてて、ムダ毛を処理していくものです。

この考え方は、「口内のレーザー治療」にもつながります。しばしば歯茎には、日焼けのときに生じる「メラニン色素」が生成されるのですが、レーザー治療はこのメラニンをピンポイントに破壊、美しい色の歯茎を手に入れることを可能にします。

もちろん、この治療方法も万能というわけではありません。ただ、非常に有用な選択肢であることは間違いありません。「痛みの少ない治療」をお求めの人は、これを選択することを視野に入れてもよいしょう。

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